歯の役割について

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歯を何のためにあるのでしょか?

歯はモノを食べる為噛み砕く為にある。これが初めに思い当たると思います。

人間の歯は乳歯が20本、永久歯が親知らずを入れて32本あります。

ここでは永久歯についてみていきます。

私達の歯は全て同じ形状をしていないのはお分かりだと思います。

大きく3つの群に分かれます。一般的な言い方で言うと前歯、糸切り歯、奥歯です。

前歯

これは切歯といい上下4本ずつ計8本あり、真ん中の2本を中切歯、その両隣の2本を側切歯という名前がついています。その名の通り切る歯、長いものを食べやすく切ることが役目です、バナナを食べる時いきなり奥歯に持っていく人はいないと思います。前歯で食べやすい大きさに切って奥歯に運びます。野菜を食べる時も同様に使います。

糸切り歯

犬歯と言います。一番根が長く太い歯で肉などの硬い物を引きちぎるのに使います。硬いお肉の塊を前歯4本で引きちぎるよりその横の犬歯を使った方が不思議と安心感があるのではないでしょうか?このように私たちは無意識に硬いもは犬歯を使うようにインプットされているみたいです

奥歯

臼歯と言います。漢字でウスの歯と書きます。字の如く物を擦り潰すのに使います。

穀物類や前歯で食べやすく切った物をすり潰します。

では、他の動物はどうでしょうか? 短な所では犬の口の中を見たことがおると思いますが、犬には臼歯がありません、全て犬歯ですね。これは犬は本来肉食動物で肉を食べやすいように口の中ができています。

では草食動物の口の中はどうなっているのでしょうか?草食動物は肉を食べませんので犬歯は必要ありません、木のみや草をすり潰す為の臼歯が必要ですので全て臼歯です。

最後に私達人間は野菜、肉、穀物なんでも食べます。では口の中は野菜に使う切歯は上下でえ8本、肉を食べる時に使う犬歯は4本、穀物をすりつぶす休止は20本あります。

これを比率に直すと、前歯8/32で25%、犬歯4/32で12.5%、臼歯20/32で62.5%。

ここから人間の理想的の食べ物の割合が導かれます。

野菜25%、肉12.5%、穀物62.5%です。つまり偏食せずにいろいろな物を満遍なく取らなくたはいけないのがわかります。

長いものは前歯で短く、硬いお肉は犬歯で引きちぎりそれを臼歯ですり潰し飲み込みます。

それではよく噛むことでどのような効能があるのかを表す

「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語があります。

ひ: 肥満の防止、よく噛むことで満腹中枢が刺激され満腹感が増します。

み:味覚の発達 よくかんで味合うと食べの物本来の味がわかります

こ:言葉の発音がはっきり よく噛むと口の周りの筋肉が発達して綺麗な発音になります。

の:脳の発達 よくかむ事で脳細胞の働きを活発にします。認知症予防にもつながります。

は:歯の病気を防ぐ よくかむと唾液がたくさん出て虫歯と歯周病を防ぎます。

が:ガンの予防 唾液の酵素が発ガン物質の発癌作用を消してくれます。

い:胃腸の働きを促進 よくかむ事で消化酵素が出て消化を良くします。

ぜ:全身の体力向上と全力投球 よくかむ事で体力向上、力が出ます。

 以上のように、しっかりかむ事にで健康な体を手に入れましょう!

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